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ASUSは12月17日にChrome OSを搭載したスティック型PC「Chromebit CS10」を日本でも販売することを発表しました。既に店頭での予約は開始され、1月中旬に発売を予定しています。Chrome OS初のスティック型としてかなり期待できそうです。

「Chrome OS」初のスティック型PC


chromebitcs10

「Chromebit CS10」はHDMI端子にそのまま挿して使えるChrome OS初のスティック型のPCです。Chrome OSは低スペックでも快適な動作を実現しているので、スティック型PCとしてはかなり相性が良いと思います。

Chrome OSの特徴を簡単に箇条書きしてみると・・・。
  • 起動が早い
  • セキュリティ対策不要で自動アップデートされるのでPC管理がとてもラク
  • 保存と作業をクラウドで行っている
Windowsではどうしてもセキュリティ対策にWindowsやソフトウェアのアップデートに時間が取られてしまうので、手軽に使えるスティック型PCに「Chrome OS」はこれ以上ない良い組み合わせだと思います!

だが、値段が・・・!


そして、気になる「Chromebit CS10」の店頭予想価格は19,500円!

高い・・・高すぎるよASUSさん・・・。

B0181JTPCUASUS CHROMEBIT CS10 RockChip 3288-C 2 GB LPDDR3L 16 GB eMMC Google Chrome OS
ASUS Computer International Direct

by G-Tools

米Amazonでは85ドル(約1万円)なので、日本だと約2倍の価格となっています。Windowを搭載したスティック型PCでも1万〜1万5千円が主流なのに、Chromebitは約2万円ってどうゆうこと・・・。

もはや、Chrome OSである安さの売りが完全になくなっているのが残念です。

スペック


製品名

Chromebit CS10

OS

Chrome OS

CPU

Rockchip RK3288C(1.8Ghz)

グラフィック機能

ARM Mali-T764 GPU

メモリ


LPDDR3-1066

2 GB

ストレージ

16GB

通信機能

IEEE802.11 a/b/g/n/ac

Bluetooth 4.0

インターフェース

電源端子×1、HDMI出力×1、USB 2.0×1

サイズ

幅123 ×高さ17 ×奥行き31 mm

重さ

約0.075 kg

付属品

ACアダプター

製品保証書

ユーザーマニュアル

HDMIケーブル


海外と日本でChromebitに差があるのかスペックを比べてもグラフィック機能ぐらいでほぼ差はありませんでした。価格差の違いはスペックが関係しているのではと睨んでましたが、そうでもないみたいです。
chromebitcs10-to-hdmi
CPUはノートPCのASUS Chromebook Flip 100PAと同じものが使われているので安心です。発表当時は接続しやすいようにHDMI端子部分が曲がるようになっていましたが、なくなったみたいです。その代わりに付属品に自由に曲げて使えるフレキシブルHDMI延長ケーブルが付属するそうです。

最後に


Chromebit CS10は日本で発売したら1万〜1万2千円ぐらいだろうし、買おう!と思っていただけにこの価格はショックでした。まさか、約2万円するとは思っていなかったので・・・。

2万円だとノートPCのChromebookもセールで買える価格なので、一気に買う気が落ち込んでしまいました。商品自体はかなり期待できそうなだけに、もう少し価格を抑えめにして欲しかったです。

ASUS Chromebit CS10 製品ページ 

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